
道頓堀、夜明け。

すっかり日の出も遅くなってきた。

この時間はさすがに無人。
小人閑居して不善をナース!品性がお察しな人は暇になるとロクなことしねぇってのは、今に始まったことじゃないんですね。自分を見てるとよく分かります。アンダステュッド。やる気が微塵もありません。毎日酒飲んでアニメとYouTube見て、あとは飽きもせずギャルゲーとラノベ。アニメも動画もゲームも小説も、ほぼ同じものを惰性で繰り返してます。ぼくの人生にはもう新機軸はない模様。エポックメーキング?何だそれ、食えんのか?
家族と健康とカネを失って久しいぼくですが、やっぱり家族を失うというのが、一番キツイ気がします。毎日毎日子供の写真見てるし、妻だった人との幸福な時間を反芻してます。それは後悔や反省や思索などではなく、もう妄想の類で、今となっては自分でも虚実不明な、記憶と形容するのもどうかなと感じる、自己の内面へと沈んで行く行為なのです。でも辿り着いて浮遊する世界は、思いのほか幸福な場所だったりするんですよ。そこに日がな一日、ぼくは暮らしています。アニメやゲームが目の前で展開されても、それは目の前でただ流れるだけで没入感はゼロです。心ここにあらず。んげっち!
こういうのも幸福なのかもしれないなと最近は思います。どんどん遠くなるあの暑い季節がせめて消えないでと祈った。そんな歌が今日もエンドレスで脳内再生されてます。