あっという間に一月も終わり、二月も三日目です。光陰矢の如し。口淫嫌の如し。大切な日々を今日も無意味に消化してます。だってぼくの人生、もう消化試合。やってもやらなくても、結果は決まってます。次のシーズンに期待！

昨日はランチを逃しまして、仕事が終わる頃にはお腹が超ぺこだったんですよ。こんぺここんぺここんぺこー！的な。何が「的な」だよ。静かな怒りが込み上げるわ！だけど相変わらず飲みに行くお金もない赤貧状態。むしろ極貧。清貧でありたいと願うのに、ただのカネがないオジサン。そんなオッサンの精一杯、今できる精一杯の贅沢として、いつもの町中華に行きました。途中下車して行きました！

まずは瓶ビールをオーダー。町中華の便ビールって何であんなに美味いのか？小さなコップで飲むのが良いんだろうなぁ。いつの間にか町中華で瓶ビール飲むのも似合うお年頃ですよ！で、軽く餃子などをアテにしつつ、いつもの定食を注文しました。酢豚とかかに玉とか載ってるやつ。腹減ってるんで、まずはこの店のが一番好きまである唐揚げを口に入れたんですよ。ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がる至福の瞬間！

その時口内でガリって音がしました。あれ硬い部分あったかな？と思いつつ咀嚼すると、奥歯の歯茎に地味な痛みが。注意深く食しながら舌で原因を探りました。

えーと、奥歯が粉砕してました！

唐揚げ食って歯が割れるとか、おじいちゃんやん!?

吐き出した奥歯は、喫煙者のオッサンの構成物らしく、恐ろしくキッタナイ代物でした。オエー！

空腹で流し込んだ大瓶二本で良い気持ちになったので、一駅なので帰りは歩きました。吐く息は白くて、一年で一番寒い季節なんだなぁと思いつつ、握りしめた砕けた奥歯を「鬼は外～！」とぶん投げて、熱燗飲んで帰ろうと自宅近くの赤提灯に吸い込まれました。