2022
7
Nov

ぼくの芸術

性欲の手段にしてるうちはつまんねーよ

一年ぶりの展示、昨日終了しました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

企画展に参加することはたまにありますがグループ展は滅多にやりません。一緒にやりたい人というか、自分と価値観が似てる人があまりいないので。ぼくってたぶんね写真撮ってる人あんまり好きじゃないのかも。

同族嫌悪というか、気持ち悪いって感情をまず持ってしまう人が多いんですよ。自分の恥部を見せつけられてる気がするんだろうな。写真じゃなくてカメラ好きな人とか、ニコパチポートレイトとか無駄にM字開脚させてるヌード撮ってる人が特に嫌いかもです。

ぼく自身、写真にさほど魅力を感じていないような気もしています。何度か言ってきたけど、ぼくは写真単体ではなく「写真を使った何か」が好きなんですよ。今まで作ったフリーペーパーとかポスターとか、そういうものの素材として写真を捉えています。スタート地点では写真を撮りたいって思っていたけど、広告の仕事を長くやって今の気持ちが培われたようです。

写真撮ってる人へ感じる不快感って、そういう写真以外への興味から生まれたものかもしれないですね(もちろん全員が嫌いな訳じゃないし、好きな人の方が多いですよ!←何のフォローよ?)ぼくにとって写真が手段であるように、ぼくが好きじゃないタイプの人も同じように写真って手段なんですよ。ぼくが何かを作るために写真を利用するように、テメェの性欲を満たすために撮ってる人。そういう人が嫌なんです。性欲を満たすためとか、かつての自分自身を見てる感じで!うわ~ん!!

今回四人展をした仲間は、気心知れたというか、撮ってるもの、撮ってる姿勢をリスペクトできる人たちです。メンバーの写真も好きだし、この中の人と二人展とかもやってます。彼らにとってぼくも同じ気持ちを持ってもらえる存在だったら良いなぁと思ったり思わなかったりしています。

で、四人展をしたギャラリーのオーナーのご厚意で、次の個展も決まりました。今作ってる俳句の話をしたんですよ。だったら俳句+写真の個展やらないか?って。基本的に「チンポ」って単語が出てくる俳句なのに。

俳句というより廃苦、俳人ではなく廃人、俳諧ではなく徘徊。もうスピリッツだけは種田山頭火ですよ。人間としての屑具合では尾崎放哉クラスだと壮大に勘違いして、作句生活を加速します。写真を使った何かが、新しい扉を拓いたような感じ?

今日あたり、Kindleで初の俳句集を出そうと思ったんですけど、もうちょっと内容を考えてみます。個展までやるんですから、あと少しブラッシュアップしたいなと。色々諸々、乞うご期待です!




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